麻生副総理:ソロスというなんとなく怪しげなおじさん

久しぶりに頼もしい麻生副総理が戻ってきた。
副総理は参院財政金融委員会で「自分が財務相であるうちはヘリコプター・マネーシムズ理論に組する」ことはないと宣言した。

麻生副総理は、2020年のプライマリー・バランス黒字化の目標を堅持すると明言した後、シムズ理論についての質問に答えた。
眉に唾をつけながら、バランス感覚あふれる小話をぶった。

「なんとなく美味しい話を聞いたら危ねえなと思わなければならない。
少なくともサブプライム・ローンなる怪しげなローンが出た時に、難しい話で一回聞いただけではわからなかった。
こんな怪しげなものがそんなに売れるのかと言った。
かなり売りに来たが、日本では売れなかった。
日本の銀行はしっかりしていると、当時、金融庁は褒めた。
あれはウソで、日本人は英語がわからなかっただけと、私は確信している。
・・・
シムズ理論は1990年代に出た話と記憶しているが、政府が国債を擦り倒して、財政を放漫にしていれば自然と物価上昇が起きる。
物価上昇が起こることで、政府の発行した国債の値打ち、負担の率が相対的に下がっていくからうまくいくんだ、と。
簡単に極端に言えばそういうことで、えらく無責任な話だ。」

「ジョージ・ソロスというなんとなく怪しげなおじさんが財務大臣室に訪ねてくるぐらい『これがいい話だ』と。
ヘリコプター・マネーの話だ、簡単に言えば。
大真面目に話す。
90歳も過ぎて金の話しかできねえってのは、よほど病気みたいな人なんだなと思いながら話を聞いていた。
とにかく1時間30分ぐらいお金の話しかしなかった。

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