レイ・ダリオ:ビットコインはバブルだ

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Bridgewater AssociatesのRay Dalio氏が、ビットコインに批判的な側に参入した。
この人たちの特徴は、やり方次第では面白いのに残念だ、というものだ。


Bridgewater founder Ray Dalio: Bitcoin is a bubble from CNBC.

ビットコインは極めて投機色の高い市場だ。
わが社はバブルの段階の定義を持っているが、それにしたがうとビットコインはバブルだ。

ジェイミー・ダイモン氏ら多くのメインストリームの経済人がビットコインに否定的見解を表明する中、ダリオ氏もCNBCでその流れに同調した。
彼らの意見は集約しつつある。
ブロックチェーン技術には有望な将来があるが、個々の仮想通貨のほとんどは問題のあるものだという点だ。
ダリオ氏は、通貨には2つの特徴が要求されると説明する。

  • 交換の手段: それによって取引ができること。
  • 富の保存手段: それによって富を保存し価値を保てること。

世間では通常《価値の尺度》を入れて3機能と呼んでいるが、ダリオ氏は富の保存手段の中に含めているようだ。
いずれにせよ、ダリオ氏はビットコインがこの2つの機能を果たすことができてないと考えている。

「現在のビットコインでは多くの取引はできない。
簡単に使うことはできない。
富の保存手段としても有効な方法ではない。
金とは違ってボラティリティが大きい。」

ダリオ氏は、ビットコインも通貨になりえたのにと悔しがる。
あまりにも人気が出すぎて、扱われ方が間違った方向に向かってしまったのが不幸だった。

「アイデアとしては機能するが、投機ばかり盛んで、取引は少なく、民間の通貨というアイデアだ。」

ピーター・シフ氏はビットコインを「カルト」と呼んだ。
これは、問題の本質をもっともうまくついた表現だ。
ビットコイン信者らは、通貨として背負うべき批判を浴びた時でも、それに真正面から立ち向かうわけではない。
ただ異なる解釈を示し、仮想通貨に本質的に存在する問題点は放置したままだ。
その正当化のための言い訳が政府からの自由というわけだ。

結局のところ、通貨や金融商品として当然なされるべき監視・監督が決定的に足りないのだ。
政府から自由でいたければ、政府と同等の自主規制を行い、利用者から信認を得るよう努力すべきなのに。

「仮想通貨は他にもある。
ビットコインは他の仮想通貨との競争に負けてしまうかもしれない。」