レイ・ダリオ:バランスのとれたリスク・テイクを

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Bridgewater AssociatesのRay Dalio氏が、迫りつつある危機とポートフォリオ管理について語った。
投資家は同社のオール・ウェザー・ファンドから資産配分について学べるはずという。

(我が社のオール・ウェザー・ファンドから学ぶべきは)バランスだ。
ポートフォリオのバランスをどう実現すればいいか知ることができる。
そのために何が『中立』なのかを知る必要がある。

ダリオ氏はMarketWatchのインタビューでこう語った。
ダリオ氏は投資環境を《経済成長-インフレ》の《上昇-低下》によって4つの象限に分類し、4象限にリスク・エクスポージャーを25%ずつ配分しているのだという。
《上昇-低下》を分ける中点は市場予想だ。
そして、それぞれの象限で有利な資産クラスを探し出す。

Ray Dalioの投資環境-資産配分マトリックス
Ray Dalioの投資環境-資産配分マトリックス
(各象限内の資産クラスについてはZeroHedgeを参照した)

「例えば、経済が悪くてインフレが低下すれば、債券がいいパフォーマンスを上げる。
もしもインフレと経済成長が上昇すれば、債券のパフォーマンスは悪化する。
・・・
成長が予想より速ければ、株が上昇する。
インフレなら物価連動国債、コモディティ、いくらかの金。
インフレと経済成長が低下すれば、債券、国債だ。」

目的はギャンブルでなくバランス

ダリオ氏はいずれかのシナリオでギャンブルをしようとは考えていない。
どんな天気でもパフォーマンスを上げられるよう「バランスを達成」したいだけと説明する。
あくまで、ギャンブル好きな投資家・投機家とは一線を画している。

「過去の相関を見れば(勝ち目のあるギャンブルが)できると言う人もいる。
私がそうしないのは、相関とは理由があって生まれるものだからだ。
私には環境についてのバイアスはない。」

(次ページ: 返済できない債務)