ラリー・フィンク

ラリー・フィンク:2019年初めまでに利回り逆ざや化の可能性

Share

資産運用の世界最大手BlackRockのCEO、Laurence D. Fink氏が、米市場は他の市場より高い評価を受ける価値があると語った。
一方で、FRBの金融政策次第ではイールド・カーブが逆ざやになる可能性があるとし、金融引き締めを慎重に行う必要があるとした。


BlackRock’s Larry Fink: My greatest fear is an aggressive Federal Reserve from CNBC.

「米国はプレミアムに値する。
米企業はより強く、多くの産業でよりよく経営されている。」

フィンク氏はCNBCで、米国株が相対的に割高に見えることを認めたが、それには理由があるとアピールした。

でも今はアジアや欧州が有利

しかし、実際のポートフォリオ戦略となると、少々ニュアンスは変化する。

米国株の倍率は世界のどの市場よりも高い。
アジアの新興国・欧州では金利の急騰が見られている。
中期的な資産配分を行うなら、現時点ではそちらの方がいい配分だろう。

結局は米市場に過熱感があり、アジアや欧州より割高であることを認めたものであろう。
短期的としなかったのは、短期では米国株がまだ上昇する可能性を暗示したものであろう。
中期的としたのは、中期では米国株に(他市場以上の)変調が起こる可能性を認めたものだろう。

(次ページ: 金融政策がイールド・カーブを逆ざやに)