マーク・ファーバー:飛び込み台はどんどん上がっていく

マーク・ファーバー
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スイス人著名投資家マーク・ファーバー氏がトランプ政権下での経済と投資戦略を語った。
米国株より海外株を物色するよう勧めたほか、金など貴金属が有望と話した。

逆張り投資家ファーバー氏がCNBCで得意の弱気予想を展開した。
市場・経済ともに長期改善が続く米国を「飛び込み台はどんどん上がっていく」と喩えた。
レーガン大統領就任時は経済・市場ともに不振で、その先改善しかない状態だったと指摘。
トランプ次期大統領は対極からのスタートになると「逆風」を強調した。

「米経済が3%の実質成長を実現するならインフレが上がり、金利が上がる。
債券はかなり売られたのでリバウンドする。
米ドル高が進み、下落を始める。」

ファーバー氏はトランポノミクスが短期的には功を奏するだろうとしながら、それと投資は別の話だと言う。

「トランプ氏は経済を改善させるだろうが、必ずしも資産価格を上昇させるとは限らない。
資産価格はすでにぱんぱんに膨れている。」

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。 すでに米国株に投資しているなら、次の投資は米市場以外を考えるべきという。
今年2017年に入ってすでにその傾向は表れており、ファーバー氏はアルゼンチン、ブラジル、新興国ETFが米国株をアウトパフォームしていると指摘した。

「海外市場が米市場をアウトパフォームするだろう。
もしも、両方下げるなら、米市場の方が大きく下げるだろう。」

ただし、ファーバー氏は米国株をことさらに悲観してはいない。
日欧の量的緩和が続く限り、そのマネーが米国に流入を続け、米国株を下支えするからだという。

ファーバー氏は米国内に魅力的な市場はないのかと尋ねられ、金関連株、銀、プラチナと答えている。

「私は結局は米経済が減速し、財政赤字が拡大すると見ている。
トランプ氏はFRBに頭を下げてQE4実施を乞うことになろう。
これがドル安を生み、金などの貴金属を押し上げる。」

金価格は小幅回復
金価格は小幅回復