マーク・ファーバー:避けられないことを知っている

マーク・ファーバー
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スイス人著名投資家マーク・ファーバー氏は、米市場が「強気相場の死」へ向かっていると語った。
逃げ場は少なく、それが起こればファーバー氏もまた打撃を受けるだろうという。

「私たちは天国への扉をノックしているのではない。
強気相場の死への扉だ。」

ファーバー氏はCNBCで、予想外に続く米国株上昇の背景を語った。
ファーバー氏は、原因を金融政策のダイバージェンスによるものと考えている。
米国が量的緩和を停止したのに対し、日欧は継続している。
金利差が開くことで、日欧から米国へのマネー・フローが生まれる。
マネーが相対的に高い金利環境にある米資産に向かっているという。
ところが、この傾向が変化する時が近づいているとファーバー氏は予想する。

  • 「欧州、特にドイツがユーロ安を快く思わなくなる時がやってくる」
    ドルが安くなり、米国への資金流入が逆転し、米資産が売られる。
  • 「米経済は考えられているほどよくない」
  • 「トランプ氏の政策は、実際には政府を小さくしない」
    財政出動は政府の拡大を意味し、それはファーバー氏の考えでは成長志向の政策ではないのだという。
商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。 すでに米経済も米市場も長く拡大・上昇が続いているとし、調整があってもおかしくないと語った。
現在、リスク資産(米国株など)も無リスク資産(米国債など)も下げておかしくないほど高い。
(相場の話だから、もちろん上げてもおかしくない。)
この状況が逃げ場をなくしている。

「資産市場は乱暴に上げてきた。
私も株、債券、貴金属、不動産を保有している。
資産価格が下がれば、私も他の人と同じように痛手を受ける。
(他の人と違うのは)少なくとも私は(下げが)起こりうることを知っている。」