マーク・ファーバー:貴金属とハード・アセット

マーク・ファーバー
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スイス人著名投資家マーク・ファーバー氏がいつものように米資産・米ドルについて弱気な見方を語った。
各国の金融緩和は継続すると見て、ハード・アセットや金関連株への投資を勧めている。

「2017年中で言えば、金関連株が魅力的な資産クラスだ。
貴金属は容易にあと20-30%は上がりうる。
100%、それ以上もありうる。」

Money Metals Exchangeのインタビューでファーバー氏は貴金属関連投資の可能性を熱く語った。
各国中央銀行が金融引き締めをたいして進められないだろうと見ているためだ。
今後数年、量的緩和は温存されるとの見方から、貴金属などハード・アセットに有利になると予想する。
過去の価格推移を見た場合、金融資産が高値圏にあるのに対し、貴金属などハード・アセットは安値圏にある。

S&P 500指数(青)と金価格(赤)

とりわけ米国では株式・債券ともに高値警戒感が払拭できない。
ファーバー氏は、ハード・アセットと関連する鉱業株を除けばいい買い物はほとんどないとし、投資家の高値掴みを警告する。

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。 「米国は過去のバリュエーションと比べてみても、欧州・アジア・新興国市場と比べてみても、あらゆる基準でとても割高だと思う。
あと10%上昇するだろうか?
たぶん20%かもしれない?
株は買えるが、ここで買った人のほとんどは、鉱業株がそこそこのパフォーマンスを上げるほかは損失を被るだろう。」

ファーバー氏は、米ドルについても辛辣だ。

「私は米ドルが構造的に強い通貨だとは思わない。
対ユーロで大幅に上昇した今、この水準を維持できるだろうか。
この水準では米国はそれほど競争力があるとは思わない。
米ドルは米資産価格と同様脆弱だ。」

ユーロ/ドル・レート