マーク・ファーバー:西側の覇権に終わりがやってきた

マーク・ファーバー
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スイス人著名投資家マーク・ファーバー氏が、いつもの弱気予想を繰り返した。
米国株・米ドルに弱気の見方を示す中、最もましなのは資源セクターだと話している。

「私たちは、この急速に変化する世界の中でどのように投資すればいいのだろう?」

ファーバー氏はStrategic Investment Conferenceでの講演で自問した。
「変化」の一つは、世界経済の主役が西側先進国から新興国へと移りつつあることだ。
1960年、中国とインドは世界のGDPの5%に過ぎなかったが、今では30%に増加したことを紹介。
西側の経済・政治の覇権に終わりが来たと語った。

新興国の興隆だけでなく西側の凋落も否定しがたい。
ファーバー氏は、米ミレニアル世代が親の世代より貧しくなっていると指摘する。
FRB金融政策による資産価格上昇で住居費が高騰しているとし、ニューヨークやシアトルでは、賃金の半分が家賃で消えていくと紹介した。

「余裕がなくなれば、需要は強まらない。」

極端な金融緩和の副作用の一端を指摘した。
ファーバー氏は、米市場が日本市場の凋落の後を追うと話している。

ファーバー氏は次のような投資を推奨している。
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  • パッシブ投資は避けろ。
  • 米ドルはさらに下げる。
  • 米国株は他市場の株と比べ最も割高。
  • 資源セクターが最も落ち込んでいる。
    「一つセクターを選ばなければいけないなら、資源セクターだ。」
  • 金利の人為的引き下げは悪い結果をもたらす。
    「米国債をショートしたくはない・・・
    日本の金利がどれだけ長く低いままか見てみろ。」

つまりは、米国ほぼすべてに弱気ということだ。