マーク・ファーバー

マーク・ファーバー:腐った西側民主主義

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スイス人著名投資家マーク・ファーバー氏が、新興国市場やコモディティへの投資について語った。
新興国市場はばらつきの大きな市場としながらも、先進国市場よりははるかにましと勧めている。

「新興国市場は2011年以来、大きく米市場をアンダーパフォームしてきており、現在はごちゃまぜのカバンだ。
・・・
注意しろ。
ある市場は上がり続けるが、ある市場は下がる。
市場の中でも、ある銘柄は上がるし、他の銘柄はおそらく極端に割高・買われすぎで下がるだろう。」

ファーバー氏はETで、新興国投資についての注意を促した。
新興国市場はこの数年アンダーパフォームを続けてきた。
米市場が上昇する中でも出遅れ感は否めなかったが、米国株に高値警戒感が出ると逆に米国株をアウトパフォームする市場も出てきている。
市場の回復が進むにつれ、市場全体が持ち上がるとの楽観は通じなくなる。
ファーバー氏は一般論で言って新興国は有望としながらも、地域を見定めるよう説いている。

「新興国市場で最も成長するのはおそらくベトナムとインドシナ(カンボジア、ラオス、ミャンマー)だろう。
しかし、軍事的対立がなく、平和で、パンデミックのような大きな自然災害がないとするなら、中国、インド、新興国市場全般が、腐った西側民主主義よりはるかに良好な見通しと言えるだろう。」

ファーバー氏が一般論としながらもインドを含む新興国市場を推すには2つのポイントがあるようだ。

  • 伸びしろの大きさ:
    「年率5%で拡大する経済にはたくさんのチャンスがある。
    ・・・
    急成長する会社をみつけるのも難しくなく、しかもそこそこの株価だ。」
  • 国内・インバウンドの旅行の拡大:
    経済発展とともに国内・海外の旅行が増加していく。
    ホテルなどの旅行業、不動産業にチャンスがあるという。

インドについては、ラグラム・ラジャン前RBI総裁・現シカゴ大学教授を称賛した。
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「量的緩和に反対したラグラム・ラジャン前RBI総裁を称賛したい。
彼はインド・ルピーを安定させた。
これは量的緩和で株価を上げるよりはるかに重要なことだ。」

一方で、日米欧の中央銀行は「輪転機」と蔑み、
「経済が下向けば米国はQE4を始め、欧米も追随するだろう」と予想した。
こうした環境の中でコモディティ投資は望ましい選択肢だという。

「世界経済が上がるかどうかにかかわらず、コモディティ価格は比較的低位にある。
私は、金融資産や無限の価格をつけている企業に投資するより、コモディティ関連に投資したい。」