マーク・ファーバー:米国株は割高、欧州株を買え

マーク・ファーバー

スイス人著名投資家マーク・ファーバー氏が、米国株について得意の弱気予想を披露した。
米株式市場の価格水準は飛び抜けているとして、2-4割の下落もありうるとの見方を示した。

「私はクラッシュが来るとは言っていないよ。」

終末博士の異名を持つファーバー氏だが、今回のFox番組では控えめに話し始めた。
ただ、投資家は下げの可能性も認識すべきだという。

「(米国の)資産市場、特に金融市場はどこかで20-40%下げても驚かない。」

米国は市場も経済も8年もの間上昇・改善を続け、米株式市場が欧州や新興国など海外市場とまったく異なる水準にあると指摘した。

「この分断されたパフォーマンスは3つの終わり方が考えられる:

  • 欧州が米国をアウトパフォームする
  • 欧州も米国も下がる
  • 米国がより大きく下がる。 」

パフォーマンスの分断は地域だけの話ではない。
米国株の中でも「分断」は顕著だとファーバー氏は主張する。

「典型的な米国銘柄は、この52週間で9%下げている。
過去3日間、少し妙だと思わなかったかい。
史上最高値から1.6%下という(高い株価水準の)中で、毎日ニューヨーク市場では新高値より新安値の方が多かった。
これが何かを示している。」

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。 ファーバー氏は従来から米市場について、一部銘柄の上昇のために全体が上昇しているように見えているだけとの警句を繰り返してきた。
市場は言われているほど健康的ではないとの考えだ。
キャスターのクロージング・リマークの後、ファーバー氏は挨拶の代わりに一言だけぼそりと語った。

「私は欧州株を買うよ。」

弱気予想を継続していても、株式へのエクスポージャーを外すつもりは今のところないようだ。