マーク・ファーバー

マーク・ファーバー:強気相場の終焉、バブル、主役交代

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スイス人著名投資家マーク・ファーバー氏が、弱気に触れる投資家のセンチメントに我が世の春を謳歌している。
強気相場は調整するか、バブルに発展するかだという。

「私が一番驚いたのは、参加者がみなひどく弱気だったことだ。
8年の強気相場の後のこの弱気の唯一の説明は、ほとんどの個人投資家が2000-03年と2007-09年の弱気相場で大金を失った結果というものだ。
その後2009年3月に底を打った後の大きな強気相場で、彼らは儲けることができなかった。」

ファーバー氏は最近出席したコンファレンスでの参加者の様子を顧客向けレターで回想した。
米国株は依然高値圏にあり、さらなる高値を狙っている。
しかし、上昇はFAANG(Facebook、Apple、Amazon、Netflix、Google)にTeslaやNVIDIAを加えた人気銘柄に集中しているという。
裏を返せば、市場が横ばいの間、残りの銘柄は(平均すれば)下げていることになる。
ファーバー氏は、こうした挙動を強気相場の末期の特徴と指摘する。

「しかし、1999/2000年のNASDAQバブルがそうであったように、FAANGのような銘柄(とビットコイン)への投資の熱狂はしばらく継続することがある。」

ファーバー氏は、強気相場が終わる可能性と、引き続きバブルに発展する可能性を見ているのだ。
とは言え、遅かれ早かれ現在の強気相場が終わるとファーバー氏は考えている。
そうなれば、市場の牽引役が交代するという。

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。 「過去の牽引役から新たな牽引役への交代はスムーズにはいかず、痛みをともなう。」

過去の牽引役は大きく下落し、それが市場全体を道連れにする。
おそらく新たな牽引役さえしばらくの間、引き下ろしてしまう。
これが投資家を逆境に追い込んでしまう。
しかし、本当に重要なのは、その逆境の後に訪れるチャンスをものにできるのかどうかだ。
そのためには逆境を生き残らなければいけない。

「極端な逆境をもたらすのは全財産を失うこと(離婚を含む)、愛する者を失うこと、職を失うこと、そしてひどい病気・事故だ。
金を失って極端なストレスを被るのを避けるには通常、規律をもって資産(株、債券/現金、不動産、貴金属)を分散することだ。
地理的分散も同様に重要だ。」