マーク・ファーバー

マーク・ファーバー:ビットコイン信者からの手紙

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スイス人著名投資家マーク・ファーバー氏が月例書簡で、ビットコイン信者から届いた手紙について紹介した。
ファーバー氏は、やんわりとビットコイン信者のロジックの問題点を突いている。

「仮想通貨マニアなど存在しない。」

ビットコイン信者ウォルフラム氏からの手紙にはこう書かれていたという。
保管・移転・分割に不便な金が7兆ドル相当も保有されているのだから、保管・移転・分割に便利なビットコイン440億ドル相当に需要がないはずがないというのだ。
需要がある限り「マニア」とかバブルには当たらないと言いたいのであろう。
ウォルフラム氏は「最も歴史があり、起源であり、安全で、先進的で、広く売買され、保有され、マイニングされ、受け入れられた仮想通貨であるビットコインだけを買え」と主張しているのだという。

ファーバー氏は泰然として、自論への自信を揺らがせることがない。
仮想通貨の問題は(ビットコインに発行上限があろうとも)無数の仮想通貨が発行され続けている点だ。
ビットコインが現実に最も広く受け入れられている点を認めた上で、それはビットコインの価値を保証するものではないと指摘する。

市場参加者が『最も広く受け入れられた通貨』による支払いを選択するのは事実かもしれない。
ただし、今日最も広く受け入れられた通貨が、明日最も価値のある、最も広く受け入れられる通貨とは限らない。

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。 大戦直後の記憶のある最後の世代であるファーバー氏ならではの言及だ。
法定通貨であれ金貨であれ何であれ、モノの価値は時代とともに変わる。
バーチャルな世界だけで生まれうる仮想通貨ならなおさらだ。
ビットコインに懐疑的なファーバー氏は、それでもビットコインがまだ上昇しうると語る。
昨年末から5倍ほどに上昇した相場は、まだ続きうるというのだ。

「ビットコインの発行上限が21百万に固定されており、現在は巨大な流動性バブルの真っただ中にある。
流動性バブルでは、投資家は上がるものなら何でも買う。
ビットコインと他の仮想通貨は世界のお気に入りの『投機の対象』になるのだろう。」

ビットコイン/米ドル
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