マーク・ファーバー:バブルでショートした記憶

マーク・ファーバー
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終末博士マーク・ファーバー氏がTesla、Amazon、Netflixなど多くの銘柄が1日に10%下落する時が来ると予言した。
Foxでのインタビューは老人たちののどかな昔話のようでほのぼのとする。

「1999年10月から2000年3月の間でNASDAQは倍以上になった。
私はショートしていたからよく覚えている。
すっからかんになった。」

キャリアは50年近くにもなるファーバー氏だが、弱気予想を続けるにも苦労があるらしい。
バブル膨張に逆らってショートするとは、結果はどうあれ、勇気の要ることだ。
こうした失敗から、ファーバー氏は教訓を思い知らされたようだ。

「バブルはいつストップするかわからない。
もしも今日テスラが目いっぱいの株価でも、倍になるかもしれない。
個人的にはゼロになると思う。」

市場のクラッシュを正確に予想するのはほぼ不可能だ。
さらに難しいのはクラッシュの近くまで元気よく上げ続けることがままあることだ。
上げが鈍ければショートで気長に待つことも可能だが、上げが最後まで勢いよければファーバー氏のように大金を失うことになる。
1970年にキャリアを始めた老人は、何度もそうしたクラッシュを目の当たりにしてきた。

「(1987年のブラック・マンデーでは)1-2銘柄が1日で10%下落したのではなく、市場全体が1日で21%も下落した。
海外市場は開かれず、再開された時は50%も下げていた。
株式市場は長らく上げ続け、下げ始めると急に下げる。
私が仕事についてすぐ、1973-74年の弱気相場に当たった。
ポラロイドやコダックなど、いわゆるNiftyとよばれる皆が保有していた人気銘柄が日々下げて、ピークから90%も下落してしまった。」
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上げ相場では比較的長く上げ続け、クラッシュでは一気に急落することは多くの人が経験しているところだろう。
ファーバー氏は、直前まで上げ幅が大きかった人気銘柄ほど下げ始めると傷口が大きくなると言いたいようだ。
そして、人気銘柄には、実力以上の株価がついたものが多いと指摘した。

「(Amazonは)単純にとてもバリュエーションが高い。
私はアマゾンが利益の100倍も買われるのが妥当とは思わない。
200倍?、20倍?、誰もわからない。
それは世界のさまざまな要因によることで、Amazon経営者の影響の外にある要因だ。」