マーク・ファーバー:ドル高ではない。QE4が始まる

マーク・ファーバー

スイス人著名投資家マーク・ファーバー氏が、安易にドル高を予想すべきでないと警告した。
ドル高が米経済を不況入りさせ、FRBは利上げどころか金融緩和に転じなければならないという。

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。 ファーバー氏はETとのインタビューの中で、米FRB金融政策と為替についての予想を語っている。
ありきたりではあるが、米国と日欧での金融政策のダイバージェンスや金利差に注目した予想だ。
ドル円で言えば、日米の金利差(ドル金利-円金利)が拡大すればドルが強くなるといった話だ。

日米長期金利差とドル円

「米ドル高に賭けるのが本当に正しいか、よく考えるべきだ。
2017年のFRB利上げは最大でも1回、ドル高になれば米経済は不況入りするだろう。」

米大統領選後のトランプ・ラリーに浮かれ、人々はドル高の悪い面を忘れがちだ。
みな口々にドル高が危険と言いながら、それを軽く受け流すようなところがある。
米国は輸出への依存度の小さな経済だからこうした現象が起こるのかもしれない。
しかし、トランプ次期大統領がアピールしてきたように米製造業とその従業員が窮状にあったなら、トランプ・ラリーで進んだ米ドル高は今後その最大の要因の一つとなるはずだ。

ファーバー氏は、今年の米金融政策の見通しを語る:

「私のシナリオは、2017年にQE4が始まり、3度の利上げは起こらないというものだ。
2015年終わりを思い出すといい。
FRBは2016年中4回の利上げを予想していたが、実際にはたった1回だけだった。」