マーク・ファーバー

マーク・ファーバー:ドル資産の魅力は続かない

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スイス人著名投資家マーク・ファーバー氏が、いつもの弱気予想を披露した。
米経済は悪化し、FRBは金融緩和に追い込まれ、トランプ政権も弱いドルを望むだろうという。

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。 「保護主義はがんだ。
米国がそれで『再び偉大になれる』と信じているとすれば、夢を見ているにすぎない。」

終末博士に楽観論などないことが、ETのインタビュー記事からよくわかる。。
世界がトランプ・ラリーに沸く中、ファーバー氏のトランポノミクス評は厳しい。
米経済・市場が今年の春から夏で8年の伸長を記録する点を指摘し、上がるより下がる可能性が高いと語る。

「トランプ大統領の政策が本当に経済成長率改善につながるか疑わしい。
米経済は軟化し、政権の4%成長目標はまったく非現実的だ。」

ファーバー氏は、すでに米経済が軟化し始めているという。
不動産価格や家賃の一部に下落が見られると指摘し、次の停滞期には(実質的な)QEを実施すると予想。
今年もFRBは利上げを実施すると見るものの、実質金利を長期間マイナスに保とうとするだろうと語った。

米実質金利はゼロ近傍を行ったり来たり
米物価連動債の流通利回り

米経済・市場へのこうした弱気見通しは、そのまま為替レートへの見方へとつながる。
ファーバー氏は、現政権が強いドルより弱いドルを歓迎していると見ている。

「私はそう思わないが、弱いドルが米国を助けるというのが政権の考えだ。
将来、ドル資産は最も望ましい資産ではなくなる。」

ドルは12月半ばにピークを打ち下落を始めた
日米長期金利差とドル円

その他、いくつかの資産クラスについてコメントしている:

  • 新興国株: 今後10年は米市場をアウトパフォームする。
  • 米国株: 歴史的に見て極めて割高で、利益成長は望めない。
  • インド株: 大型株は高く、小型株が見過ごされている。
  • 農産品(大豆、ゴム、砂糖): コモディティの中で最も魅力的。
  • 貴金属: 魅力的。量的緩和などの金融政策は容易にはやめられない。