マーク・ファーバー:トランプ・ラリーは反転へ

マーク・ファーバー

スイス人著名投資家マーク・ファーバー氏が、トランプ・ラリーについて懐疑的な意見を述べた。
ネガティブな理由を探させたら、この人に勝るひとはいない。

クリントン勝利よりはトランプ勝利の方がましだったとファーバー氏はCNBCで語った。
市場もまたトランプ勝利を好ましいものと受け取った形だが、ファーバー氏はあくまで疑り深い。
過去の大統領選の前後に期待で株価を押し上げた2人の大統領を例に出した。

ロナルド・レーガン
(選挙1980年11月4日、任期1981年1月20日–1989年1月20日)

選挙中から市場が先行する形で上昇、その後2年下落が続いたが、底を打つと大幅上昇に転じた。

ハーバート・フーヴァー
(選挙1928年11月6日、任期1929年3月4日–1933年3月4日)

いうまでもなく、大恐慌と同時並行した政権だ。

トランプ・ラリーもこうした反動を被る可能性は十分にある。
ファーバー氏は、日欧・新興国の株式と比較して、米国株は割高な水準にあるなど、経済・株価が軟化しうる理由をいくつも挙げて注意を促している。

「ボラティリティがもっと上昇する。
一般論で言って、皆『米国が再び偉大な国になる』ことについて楽観的すぎる。
たった一人の男がどうやってやれるというんだ。」