バイロン・ウィーン:尊敬する4人の投資家

Blackstone Advisory PartnersのByron R. Wien氏が、投資動向や著名投資家について語った。
金融政策が転換していくにつれ、銘柄選択が重要になり、アクティブ運用が再び日の目を見るだろうと予想した。

「いつの世にも簡単な商売なんてないが、パッシブ投資のトレンドは終わり、これからはアクティブ投資の方が運用成績が上回るようになるだろう。」

wealthmanagement.comから今後の投資業界の展望を尋ねられ、ウィーン氏はアクティブ運用の時代がやってくると語った。
つまり、銘柄選択が重要な投資環境になるということだ。
その一つのポイントは、資産クラス間・セクター間の相関だ。
各国中央銀行が異例の金融緩和を実施したため、ほとんどの資産が同じ方向に動く(正の相関を示す)ことが多くなっていた。
結果として

  • 銘柄選択の意味が薄れ、
  • 分散投資がリスク分散になりにくくなった。

中央銀行の姿勢が金融引き締め側に変化すれば、原因となっていた相関も薄れよう。

「みんな第一の選択肢としてパッシブ運用を選んでいた。
アクティブ運用がパフォーマンスを出し始めれば、投資家は戻ってくる。」

また、尊敬する投資家を尋ねられると、当たり前になってしまうウォーレン・バフェットとジョージ・ソロスを外して、4人の名前を挙げている:

  • Jim Simons(計量系ヘッジ・ファンドRenaissance Technologies創業者)
    「彼は株式セクターの過去の振る舞いを理解しており、異常な逸脱があればトレードする。」
  • David Tepper(ヘッジ・ファンドAppaloosa Management創業者)
    「最高の銘柄ピッカーだ。
    ポジションを取ったら意味のある限り維持するが、一つの考えに長居しすぎることはない。」
  • Joe McNay(Essex Investment Management創業者)
    「最高の成長株投資家。」
  • Seth Klarman(ヘッジ・ファンドBaupost Group共同創業者)
    「マクロ経済とそのファクター、それらがクレジット市場にどう影響するか一番よく理解している。」