デービッド・アインホーン

デービッド・アインホーン:国債のショートを拡大した

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Greenlight CapitalのDavid Einhorn氏が、2016年第4四半期のレビューをした。
金利上昇を予想し国債のショートを増やしたほか、株式のロングを拡大している。

Bloombergによれば、アインホーン氏は投資家との電話会議で、大統領選の結果を受けてマクロ・ポートフォリオの調整を行ったと語った。

「さまざまな国債の買いポジションを解消した。
国債の売りを増やし、株式へのエクスポージャーを拡大した。」

どの国の国債をショートしたかは明らかにされていない。

従来からアインホーン氏は金を保有していたが、第4四半期は散々だった。
大統領選挙後に加速した金価格の下落で、1-3四半期での利益の2/3が飛び、第4四半期で最悪の投資となってしまったのだ。
それでも1月半ばの顧客向け書簡で、アインホーン氏は金利・インフレの上昇を予想し、金に強気だった。
GuruFocusによれば、今回の電話会議でもそのスタンスに変化はなかったようだ。

「金利上昇が(金価格)下落の最大の要因だが、(金に対する)長期的な見通しは依然強気だ。
新政権は不確実性とともに成立し、その政策は経済成長を刺激し、それによりインフレを刺激することを目指しているようだ。」

そして、それがアインホーン氏を株式にも強気にさせる。
雇用が改善し賃金が上昇すれば、なおさらだという。
第4四半期はGMやりそなホールディングスなどがポートフォリオの稼ぎ頭だったと明かす。
りそなについてはこうコメントしている。

「第4四半期、米大統領選・世界的な金利上昇・イールドカーブのスティープ化の後、この銘柄は金融セクター全体とともに上昇した。
経営陣は引き続きバランスシートの健全化を進め、来年にも株主還元方針の改善を公表するだろう。
最近の良好なパフォーマンスにもかかわらず、現在もりそなは10%のROEを上げ、簿価の90%、PER 9倍で取引されている。」