デニス・ガートマン:金は1,400ドルへ。押し目を狙え

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コモディティ王デニス・ガートマン氏が、金について強気の見方を示している。
1年のうちに1,400ドルに届くはずと話している。


He called 2017’s gold rally, here’s what Dennis Gartman is forecasting now from CNBC.

「私の業界での40年間の経験が示すトレンドによれば、1年後には、金は現在より大きく上げているだろう。
米ドル建てで1,400ドルまでいくはずだ。
ユーロや円建てなら上昇率ははるかに高くなるだろう。」

先週は下げた金だが、ガートマン氏はCNBCで強気の見方を示した。
以前から、円やユーロなど弱くなる通貨建てで金を買えと言っていたガートマン氏。
年初からのドル安を目の当たりにし、ドル建てでの金投資にも強気な見方に転じている。
先週の下げは、むしろ押し目買いのチャンスだと言う。
今後はS&P 500指数をアウトパフォームする可能性も高いと示唆した。

金価格(青、左)と米ドル名目実効為替レート(赤、右)
金価格(青、左)と米ドル名目実効為替レート(赤、右)

「(金は)調整はしたが、前回の上昇が1,200ドルから1,370ドルまで行ったことに気をつけろ。
1,300を割り込んだことは、それほど重大なことではない。」

ガートマン氏は、FRBのバランスシート縮小についてもさほど心配をしていない。
正常化には4-5年はかかるとし、影響は限定的との考えだ。
世界経済の回復色が強まっている。
過去の平時と比べれば、FRBを含めて世界の中央銀行の多くは金融緩和に重心が残っている。

「金融当局は依然として拡張的な政策をとっている。
そうした状況では、最もパフォーマンスを上げる通貨は金なんだ。」

金融緩和こそガートマン氏が金を薦める理由のようだ。
ガートマン氏は、自身がゴールド・バグ(金の崇拝者)ではないと断っている。

「私は、世界の終わりがやってくるなんて信じない。
世界中の政府が崩壊するから金を保有するわけじゃないだろう。」

世界の終わりがやってくる場合以外でも、金を保有することには意味があるようだ。
もっとも、世界の終わりがやってくれば、金など文鎮にもならないのだが。