デニス・ガートマン:原油価格は低下傾向に

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コモディティ王デニス・ガートマン氏が、原油相場について再度の変心だ。
先月終わりにそれまでの弱気予想を覆し強気に転じたガートマン氏だったが、再び弱気予想に転換した。


Dennis Gartman says oil may rally higher, but don’t trust the bounce from CNBC.

他の条件が変わらなければ、今の状態が続くなら、原油はおそらく下落傾向を続けるだろう。
(先物の)期間構造を見ると、1か月半前に相当な強気に転換したが、先週には再び弱気に転じ始めている。

ガートマン氏がCNBCで、原油相場について下落を予想した。
前回の強気予想転換から2週間も経たないうちの再度の方向転換だ。

WTI原油価格
WTI原油価格

ガートマン氏は、一時的な上げこそありうるとするが、長期的に継続することはないだろうという。
一時的な上げについては、産油国での政治・外交面での混乱が考えられるという。

「(イラン核合意破棄が)実現すれば、おそらく原油は3-5ドル程度上がるだろう。
しかし、原油には他にも売り先がある。
イランが原油を売らなくなるわけではない。」

さらに、米国には掘削が済んで生産されていない油井がたくさんあるとし、前回の強気予想でカギとされた価格55ドルに達する可能性が低くなったと予想する。
前回予想で期待したゲーム・チェンジを引き起こすような相場とはならないものと判断したようだ。