デニス・ガートマン:原油は上昇トレンドへ

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コモディティ王デニス・ガートマン氏が、原油市場が上昇トレンドに変化したと主張している。
原油価格が55ドルまで届く可能性が高まり、そうなれば米シェール株に恩恵が及ぶという。


Forget big oil, Dennis Gartman says these are the energy names to buy instead from CNBC.

この1か月半の間に、エネルギー市場のあるところで大きな変化があった。
WTI(先物)のコンタンゴバックワーデイションに転換した。

ガートマン氏は原油先物の期間構造から原油市場で何かが起こったと指摘した。
どのコモディティにしろ、先物市場がバックワーデイションにある場合、需要が極めて強いことを示しているのだと解説した。

「以前、原油は貯蔵が増える傾向だったが、今は貯蔵分が使われる傾向になった。
これはコモディティ市場自体に影響を及ぼす大きな変化だ。」

何が起こったのかは解説しないものの、何か本質的な変化が2か月前にあったのだという。
ガートマン氏の市場への信頼は堅い。
「原油先物のトレーダーはとても賢い人たち」と指摘し、その人たちが形成する先物価格は正確に未来を予想しているはずと考えている。
しかも、それは一時的なものでなく持続的なものと考えられるのだという。

「ファンダメンタルズが押し上げている上昇だ。
先物市場は、原油市場で何か劇的な変化が起こったと言っている。
疑問の余地はない。」

ガートマン氏は6月、原油が20-40年のうちに無価値になると大胆予想して注目を集めた。
ファンダメンタルズから極端な弱気予想をしていたコモディティ王が今、ファンダメンタルズに押し上げられているとする持続的上昇を予想している。

WTI原油価格
WTI原油価格

ガートマン氏はWTIが55ドルまで回復する可能性が高くなってきたという。

「原油が55ドルまで上がれば米油田(Permian Basin、Eagle Ford)業者は休んでいた油井を次々と再開し、原油生産を始めるだろう。
55ドルまで行けば、ゲームは完全に変わる。」

ガートマン氏は米油田株への長期投資が検討に値するとコメントしている。