デニス・ガートマン:ビットコイン・バブルは弾けた

Share

コモディティ王デニス・ガートマン氏が、ブロックチェーン技術の可能性と仮想通貨の限界についてコメントした。
ジム・ロジャーズ氏は、形はどうあれ仮想通貨・技術がリアル通貨の問題を解決するかもしれないと期待を寄せた。

「(ビットコインを)信じているのはミレニアル世代(2000年代に成人・は社会人になる世代)だけだ。
彼らはビットコインを知って育った。
しかし、私からすればビットコインは今まで出会ったものの中で最も愚かなアイデアだ。」

ガートマン氏はビットコインに対する否定的な見解をETF.comに語った。
同氏はビットコインを支えるブロックチェーン技術については高く評価している。
株・債券・為替・金など従来の投資商品の取引に革新をもたらす可能性を秘めているという。
しかし、ビットコインを引き立ててきたセールス・トークには合理性がないのだという。

「ビットコインは割高で、バブルに近く、高値がついている。
ビットコインが高値をつけた1-1.5か月前、これは疑いようがない。」

ビットコイン/ドル
ビットコイン/ドル

「面白いのは、ビットコイン信者がビットコインには増やせない供給上限があると言っている点だ。
確かにビットコインの供給は増やせないかもしれない。
しかし、現在100を超える仮想通貨が存在し、仮想通貨の供給は増えている。」

ガートマン氏はさらに、ビットコインそのものの供給上限にも疑問を呈している。
最後のビットコインまでマイニングが終わったら、何らかのやり方で供給がリオープンされると見ているのだ。
供給上限の有効性については多くの疑問が呈されており、ピーター・シフ氏なども否定的見解を示してきた。

ガートマン氏の評価はこうだ。
ブロックチェーン技術には大きな可能性がある。
しかし、ビットコインなど仮想通貨については過度な期待が寄せられ、すでにバブルが発生した。
仮想通貨の役割は全体から見れば一部にとどまるだろうということだ。

「ビットコインが限界的に金にとって代わるというのは間違いない。
ミレニアル世代とってはビットコインは意味のあるものだ。
一方(ミレニアル世代とっては)金には意味がなく、持とうと思わない。
しかし、ビットコイン現象ではバブルが弾けたんだ。」

ETF.comはジム・ロジャーズ氏にもインタビューしている。
ロジャーズ氏はこのテーマについて十分な知見がないと断った上で、形はどうあれ仮想通貨やその要素技術には一定の可能性があると期待感を示唆した。
背景にはリアル通貨への不満もあるようだ。

「世界は大きなマネーの問題に直面している。
過去数十年、私が知っているもののほぼすべてが変化し、インターネットによって問題が解決されようとしている。
マネーもそうなるだろう。」