デニス・ガートマン:アウトサイド・リバーサル発現

Share

コモディティ王デニス・ガートマン氏は、米NASDAQ市場でアウトサイド・リバーサルが発現したと注意を喚起した。
今後、経済成長・インフレに基調が戻り、株式市場の主役が変わる可能性を示唆している。


This is an important day for market technicians: Gartman Letter’s Dennis Gartman from CNBC.

「アウトサイド・リバーサルの日に注意を払わないと、85-90%の確率で後悔することになる。」

アウトサイド・リバーサルとは、終値が前日の高値より高くなるか、前日の安値より低くなる時に起こる。
ガートマン氏が指摘しているのは27日のNASDAQ市場。
史上最高値をつけた後に反落し、前日終値を割り込んで引けた。
いわゆるベアのアウトサイド・リバーサルであり、下げのサインとされる。
ガートマン氏は、どれだけの下げとなるかについてもヒントを与えている。

「完全なピークを打ったとは言えず、5-10%程度の調整で済むかもしれない。
それでも注意を払うべきだ。
そうしないと、間違いなく後悔する。」

ガートマン氏は2か月前からコモディティ市場に変化が起こったと指摘する。
その頃から幅広いコモディティが下値を切り下げなくなったという。

「会話をすれば、いつもデフレの話になる。
そうではなくて、コモディティ市場は、初期のインフレが起こりかけていることを知らせ始めているのだろう。」

ガートマン氏は、株式市場の主役がFAANGに代表されるテクノロジー銘柄から地味な工業株へと移りつつあると感じている。

「(銅など)シクリカルの動向は世界の経済活動が良好であると教えている。
おそらく株式市場が示唆するのは、マネーが株式から工場・設備に移動しているということだろう。
マネーが資本市場から工場・設備、実体経済の活動に振り向いているのだろう。」