チャーリー・マンガー:学ぶことが投資の醍醐味

チャーリー・マンガー

バークシャー・ハザウェイのチャーリー・マンガー副会長が、ついに航空・IT業界への取り組みの理由について語った。
マンガー氏はウォーレン・バフェット氏とともに長らく両業界を避けてきたが、近年その方針を転換していた。

「ウォーレンは長い時間をかけて学んだ。
私もずいぶん勉強した。
私たちがやっているゲームのいいところは、学び続けることができること。」

マンガー氏の最近の発言をYahoo Financeが伝えている。
バークシャーの昨年12月末の13Fによれば、同社はアメリカン航空、デルタ、ユナイテッド・コンチネンタル、サウスウェストへの投資を進めている。
同業界は、かつて両人が「世界で最悪の商売」と呼んでいた業界だ。
IT業界では、Appleの持ち分を前四半期から4倍近くに増やしている。
かつて両人は「中身のわからない産業の株は買わない」と言っていた。

バフェット氏やマンガー氏が変化を遂げたのには、投資業界の環境変化があるようだ。
マンガー氏は、バフェット氏とよく昔話をすると語る。

「かつてやっていたのは樽の中の魚を撃つようなもの。
魚が動いている間は撃たなくても大丈夫だった。
のろくなるまで待って、ショット・ガンで打てばよかった。」

しかし、その投資活動が時代とともにどんどん難しくなっているという。
業界のリーダーであるバークシャーをしても、他の投資家と比べた優位性が発揮しにくくなっているらしい。

「木の低いところにたくさんなっている果物をとっていた時と同じリターンはとれない。」

これこそが、バークシャーを航空、IT、鉄道など新分野に向かわせた背景なのだ。
そして、高齢の賢人たちは、まだまだ進化することをあきらめない。

「(バフェット氏は)航空会社を買った時に変わり、Appleを買った時に変わった。
・・・
気が狂ったわけじゃない。
答は、難しくなっていくビジネスに順応したということだ。」

マンガー氏は決めぜりふで締めくくったという。

「私はかつてこう言っていた。
『あなたを受け入れてくれる最高の人と結婚しなさい。』
これは人生のルールだ。
一番有利なところでやっていくべきだ。
投資の世界では、物事がとても難しくなっている。」