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ソロス、総理・副総理と面談

ジョージ・ソロス氏が6日、アデア・ターナー氏らを伴って安倍首相と面談した。
毎日新聞は、「約30分間、・・・国際金融情勢などについて意見交換したとみられる」と伝えている。


面談の目的は?

ソロス氏は、安倍政権樹立後これまでも首相らと面談している。
アベノミクス初期には為替と日本株で巨額の利益を上げた。
仮にソロス氏の面談の目的が、マクロ投資のための情報収集だとしたらいかがなものか。
個別銘柄ではないものの、趣旨においてはインサイダー情報と同様の不公平さがあるのではないか。
情報を出す側の情報管理は万全だろうか。

ソロス氏の意図に首を捻るのには理由がないわけではない。
産経ニュースが、麻生副総理の抜群のバランス感覚を感じさせる発言を伝えている。
ソロス氏は麻生副総理とも顔を合わせているようで、副総理はその感想を

「金があるのに、さらに稼いで何をしたいのか理解できない。
・・・
お金もうけに興味のある人なんだなと感心した。」

すばらしくバランスのとれた常識に満ちた感想ではないか。
このバランス感覚が政権運営により反映されることを望む人は多いのではないか。

日本はトランポノミクスの恩恵を受けられない

さて、ソロス氏・ターナー氏は面談直後にメディア取材を受けていない。
英金融サービス機構の元長官で、以前から日本にヘリコプター・マネーを勧めてきたターナー氏は、テレビ東京のインタビューに応じている。
ターナー氏は、トランプ政権が財政出動を行っても、中国経済の影響をより強く受ける日本は、さほど大きな恩恵を受けられないだろうという。

「国内経済を刺激するメカニズムが重要であり、輸出ではなく国内市場を重視すべきだ。
純粋な金融政策だけでは、実体経済への波及経路が効率的でない。」

(次ページ: 誰のためのヘリコプター・マネー?)


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