スティグリッツ:14日の経済財政諮問会議の特別講師に

Share

ジョセフ・スティグリッツ教授が経済財政諮問会議(議長、安倍首相)の特別講師として招かれ、14日の会合で講演を行うとReutersが報じた。
国際金融経済分析会合に招かれたことはあるが、経済財政諮問会議に招かれるのは初めてで、同会議にとっても海外から演者を招くのは異例。

「米新政権発足後の同国経済の情勢や、トランプ大統領の経済政策を中心に解説する」とのことだが、従来からのスティグリッツ教授の論説から見て極めて辛口になることが予想されよう。
教授は米大統領選挙後、格差の原因を作った側が勝利し、さらに格差を拡大する政策をとろうとしているとトランプ政権を表現している。

主眼は米経済とのことだが、日本に触れないというのも考えにくい。
過去、スティグリッツ教授は日本についてどんなことを言っているだろう。

スティグリッツ教授は拡張的財政政策を唱えているから、金融政策から財政政策へ重心を移したいタイミングでは都合のいい先生だろう。
通商政策も、TPPに反対だったのであり、自由貿易に反対というわけではない。
現在の日本からは受け入れやすい話になるかもしれない。
それだけに、財政拡大などの枝葉だけでなく、生活水準・格差・生産性などの核心へも世間や政府の関心が集まるよう願いたいものだ。