ジム・ロジャーズ:マネーはアジアにあるべき

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冒険投資家ジム・ロジャーズ氏が、アジアの発展への期待を語った。
また、金投資について従来どおりの投資姿勢を明らかにした。

「私は今アジアに住んでいる。
アジアに住む一つの理由は、アジアが発展を続けているからだ。
アジアが住むべき場所であることは間違いない。
お金も、人も、エネルギーもそこにあるべき。
子どもには中国語を教えるといい。」

ロジャーズ氏が露国営RTに、アジアに対する強い期待を語った。
シンガポール在住の同氏は自身が実践していることを勧めている。
母国から移り住むほどアジアの将来性を買っているロジャーズ氏は、西側諸国の対露制裁がロシアにとって怪我の功名となっていると指摘する。

「(制裁は)ロシアをアジア諸国に向けた。
サンクトペテルブルク空港には今や中国人やアジア人が至るところにいる。」

ロシアの農業が有望だとして関連銘柄に投資したり、役員を務めたりしているロジャーズ氏は、依然ロシアに強気だ。
今週ロシア株を買い増し、先週ロシア債券を買ったと話している。
さすがにロシアのオルタナティブ投資にまでは興味がないようだが、株・債券・コモディティ分野での物色は続けているという。
ただし、今回の訪露で新たな大型投資はなかったようだ。

金について尋ねられると、市場の噂を確認した。

「私は今ではどういう方法でも買い増していないが、ロシア人と中国人が金を買い増している話を読んだ。
金はそれが終わるまでは上昇するだろう。
今後数年のうちに市場が混沌とし、金は急騰する。」

金価格(米ドル建て)
金価格(米ドル建て)

ただし、これはやや長いホライズンの話のようだ。
短・中期的には従来どおり待ちの姿勢を継続している。
今のところは金を買うつもりはないのだという。

「私はまず下げると予想している。
もしも下がれば、私は大量に買い増したい。」

ロジャーズ氏は従来から、まずドル高が進みその後に金が上昇するとのシナリオを予想している。