ジム・ロジャーズ:うまくいっているように見えるから危ない

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冒険投資家ジム・ロジャーズ氏が、各国中央銀行の金融政策を批判した。
中央銀行は過度な市場への介入をやめ、当初の使命に回帰すべきと説いた。

「窓の外を見ればすべてがうまくいっているように見える。
それが危険なサインなんだ。」

ロジャーズ氏はBusiness Insiderから「不況の兆候はあるか」と尋ねられてこう答えている。
さらに、中央銀行に打つ手は残されているかと聴かれ、心臓を押さえながら驚いてみせた。
ロジャーズ氏は各国の金融緩和政策をまったく買っていないのだ。
まず、中央銀行首脳がやるべきことは「辞任」と言い切っている。

「米国では3つの中央銀行が存在した。
初めの2つはいろいろな理由で消滅した。
私たちは中央銀行なしでもやっていける。
中央銀行のない世界には問題があるが、今の中央銀行のある世界にも問題がある。
FRBはない方がいい。」

ロジャーズ氏は一連のインタビューの中で「人生最悪のクラッシュがやってくる」と語っている。
そう警告する背景はFRBとそれに追随した中央銀行の金融政策にあるのだという。
中央銀行が市場を席巻するような極端な介入を続けていることを強く批判する。

「中央銀行の使命は健全な通貨だった。
60年ほどたって雇用が加わり、2つの使命となった。
どこにも、株式市場を押し上げ債券市場を押し上げることとは書いていない。」

ロジャーズ氏は、中央銀行が当初の使命、つまり健全な通貨管理に回帰すべきと主張している。