ジム・チャノス:キャタピラー株ショートを継続

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息の長い空売りで有名なKynikos AssociatesのJim Chanos氏が、米建機大手Caterpillar株の空売りについて語った。
米中経済の現況にもかかわらず、空売りから撤退するつもりはないようだ。

「まだ崩壊は起こっていない。
巻き戻しは起こっていない。
過去ではなく将来それは起こる。」

チャノス氏はキャタピラー株ショートについて、マクロ的な視野に立ったものであることをCNBCで語った。
2012年に同株をショートした理由は2つ:

  • コモディティのスーパーサイクルが2011-12年にピークを打ち、鉱山・鉱山機械・建機の分野が深刻な供給過剰を抱えているとの読み。
  • 中国の不動産バブル・債務バブルが崩壊すれば、建機需要は急減するとの読み。

キャタピラー株はチャノス氏がショートした後、予想通り下落する局面もあったが、2016年初めから上昇傾向が続いている。
今では、トランプ政権が掲げるインフラ支出の恩恵を受ける銘柄としてもてはやされている。
それでもチャノス氏はショートをやめるつもりはないようだ。

「ファンダメンタルズが変化したとは考えていない。
そういう証拠はない。」