ジェレミー・シーゲル

ジェレミー・シーゲル:過去とは違う世界にいるんだ

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ウォートンの魔術師Jeremy Siegel教授が、得意の強気節を披露した。
米国株市場が高値を試し続ける展開にも「不安はない」と言い切った。

「私たちは(過去と同じ)そんな世界にいるんじゃない。
私たちは低金利の世界にいるんだ。」

強気で鳴らすシーゲル教授がCNBCで、なにやらバブルの気配を感じさせる発言をした。
米市場がバブルなのかどうかはわからないが、こうした発言を引き出したキャスターは少なくともバブルの懸念を抱いているようだ。
シーゲル教授は現在がITバブルとはまったくことなる状況にあると説明した。

「現在は1999-2000年とは完全に異なる世界だ。
あの時、みんなは、投資アドバイザーはマイクロソフト株を推奨していた。
PERが200、300、400倍のヤフーに比べて、マイクロソフトはたった55倍だったからだ。」

この見解は多くの市場関係者が共有するところだろう。
ITバブルの特徴は、まだ収益化していない事業にまでも極めて高い値がつけられていた点だ。
そのため、PERのような利益による指標ではなく、PSRなどまだ利益を生むかどうかわからないものを指標にしていた。
(実際のところ、売上高がなくても高い値がつくことさえざらだった。)

This time is different?

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。 バブルの専門家として知られるジェレミー・グランサム氏も現状を過去のバブルとは異なるとし「心配の壁を上るような感じ」と形容した。
グランサム氏も米市場が2000年頃を境に変容したと考えている。

シーゲル教授は「不安はない」と言い切り、現状がゴルディロックスの状態であると語った。

(次ページ: 市場は転換点を迎えたのか?)