ジェレミー・シーゲル

ジェレミー・シーゲル:好材料ばかりでどんどん上がる

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ウォートンの魔術師Jeremy Siegel教授が、お家芸の強気予想を披露している。
リスク・テイクに恐怖を感じた時に読むと安心できるかもしれない。

「(12日)8時半に公表されたイエレン議長の議会証言は、今後6か月FRBが過度な引き締めに走る懸念を取り払った。」

永遠のブル、シーゲル教授はCNBCで強気予想を繰り返した。
イエレン議長の議会証言がいっそう教授の強気に拍車をかけたようだ。
教授は、大統領選後の米株高を振り返る。
当初こそトランプ政権への期待だったが、今ではそのドライバーはまったく異なるところにあるという。

「市場をどんどん押し上げてきたのは、第1四半期の好調な企業業績だった。
久しくこれほど良好な業績見込みを聞いたことがない。
トランプ政権の政策が問題を起こし頓挫する度に、他の好材料が現れた:
良好な企業業績、欧州・新興国両方を含む世界経済の成長、中国の安定、多国籍企業に有利なドル安、低インフレ、ハト派的なFRBだ。
私たちはトランプの減税・規制緩和から好調な世界経済にシフトしてきたんだ。」

シーゲル教授の強気材料はさらに続く。
共和党が上下両院と行政府を押さえている現状を考えれば、とりあえず2年間は同党の天下だ。
今年間に合わなくとも、まだ来年がある。

「法人税の減税・改革や個人の税制変更が実施されると強く確信している。」

他の好材料が剥落しても、そのときはトランプ政権の政策が下支えするという都合のいい楽天家のレトリックだ。
実際には教授の本心は別のところにあったようで、それは第2四半期の業績と通期業績予想である。
教授は第2四半期も第1四半期なみの強いガイダンスが続くと予想している。
ウォートンでファイナンスを教えた教授がなぜ足元の短期的業績にこだわるのか。

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。 「企業による通期業績予想は基本的に変わらないとても長期的な課題の影響を受ける。
正直なところ、経営者自身から今年の第2四半期に何が起こったかを聴きたい。」

要は、長期的な企業業績の見通しが一番大切というところだろう。

永遠のブルにベアな材料はない。
FRBの引き締めが行きすぎる可能性もないとして、逆に米経済の改善を予想している。

「第3四半期の成長率は3%程度となる可能性がある。
米経済はトランプの刺激策がなくても2%成長の経済から2.5%成長の経済にアップしたようだ。
第4四半期になれば、株は続伸するだろう。」