ジェフリー・ガンドラック、吼える

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新債券王ことDoubleline CapitalのJeffrey Gundlach氏がツイッター・アカウントを開設した。
そこで、メディアを始めとするさまざまな人を非難しているのだが、その中に少々気になるものがあった。(浜町SCI)

ガンドラック氏の怒りが爆発したのは、今月初旬のSohn Conferenceからだった。
同催しは世界の投資家やヘッジ・ファンド・マネージャーが集まる投資コンファレンス。
Wall Street Journal紙は同催しを「投資コンファレンス界のスーパーボウル」と呼んでいる。
高名なファンド・マネージャーらが講演を行い、ガンドラック氏もその一人だ。
ガンドラック氏の今年のメッセージ「S&P 500を売り、新興国株ETFを買え」はFPでも報じた通りだ。

ガンドラック氏が怒ったのは、一部のメディアがガンドラック氏のメッセージを忠実に伝えなかったと感じたかららしい。
メッセージはロング/ショートのペア・トレードだったが、一部メディアはヘッド・ラインで米国株ショートだけを強調してしまったのだ。
FP記事を読めばわかる通り、ガンドラック氏は「短期的にはS&P 500がさらに上げる可能性がある」と話している。
決して、米国株単独でショートすべきと言ってはいない。
新興国市場より米市場が割高だと考え、ロング/ショートしろと言ったのだ。

大手メディアを名指しで批判

ガンドラック氏の怒りは凄まじく、まさしく「ブチ切れた」感じ。
ツイッター上で

「フェイク・ニュース」、「間違い」、「誰も聞いていないのか」、「レポーターは算数もできないのか」、・・・

など厳しい言葉で、Bloomgerg、Business Insider、PIMCOを名指しで非難したのである。
このアカウントは今月8日に開設されたが、FPではガンドラック氏本人のものか確認がとれないためお伝えするのを控えていた。
何しろ、切れ方がいつものメディアでのガンドラック氏からは想像できないほどだった。
その後、米主要メディアがこのアカウントについて本人のものとして報じ始め、数日前にはツイッターが「認証済みアカウント」と表示し、本人のアカウントであることが判明した。

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