ゴールドマン・サックス

ゴールドマン:選挙とドル円レートの関係

Share

ゴールドマン・サックスが衆議院議員選挙とドル円レートの関係を論じている。
それによれば、希望の党の勝利は円高要因になるのだという。

為替市場の結論は、少なくとも希望の党の金融政策に対する見方が明らかになるまでは、ドル円と希望の党の得票結果が負の相関関係になるということだ。

ゴールドマンのZach Pandl、Kamakshya Trivedi両氏による2日付レポートをBloombergが伝えている。
噛み砕いて言えば
・希望の党が勝つほど円高ドル安
・希望の党が負けるほど円安ドル高
ということになる。
根拠はこうだ。

「小池代表の変革/リセットという選挙メッセージを見る限り、希望の党の勝利は日銀の金融緩和姿勢の持続性への疑問につながり、(次期日銀総裁)候補の選択肢を広げることになる。」

希望の党が勝つほどに、アベノミクスは妥協を迫られることになる。
一つの大きな山は金融政策であり、世界最大規模の金融緩和政策は転機を迎えるかもしれない。
為替市場は現状レベルのリフレ政策が長く長く続くと織り込んでいる。

この市場参加者の金融緩和継続の確信がゆらげば、それだけで市場は自律的な引き締め圧力を受け始める。
円金利が上昇に向かうなら、言うまでもなく円高ドル安要因となる。
ゴールドマンは、小池新党が「かなりの食い込みを見せる可能性」があると考えているようだ。