ガンドラック:米長期金利3%超えで市場は荒れる

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新債券王ことDoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏が、株式保有の減額を推奨した。
FRBは利上げ継続、米長期金利はいったん下げて上昇すると予想、資産価格に悪影響を及ぼす可能性があるという。

ガンドラック氏は月例のウェブキャストで、米長期金利が3%を超えれば米国株市場に問題が起こり、米国債市場は弱気相場入りすると話した。
同氏は以前、長期金利が3%を超えればジャンク債が急落し他の資産市場にも悪影響が及ぶと言っていた。
ジャンク債市場の下落は株式市場の下落の先行指標として広く知られている。

米長期金利が3%をつけた最後は2014年年初
最近4年間の米長期金利

今後、米長期金利は2%までは下げないとしたものの、2.25%を割り込む可能性があるという。
その後、再上昇を見込んでいる。
次回のFRB利上げは現時点では6月を予想、年内2回、場合によって3回を想定している。

ガンドラック氏は、トランプ・ラリーで米国株がかなり上昇した点を考慮し、米国株へのエクスポージャーを「はがしておくべき」という。
かわりに(相対的に魅力的な)インドや日本を含む資産クラスに国際分散するよう促した。

ドル相場については、年内にさらに上げるとは考えていないとし、米国からの海外投資に追い風になるという。

ガンドラック氏は米大統領選の直後、米長期金利が2.35%を超えれば大きな問題に発展するかもしれないと語っていた。
その天井は簡単に破られ、その後の節目を3%と予想してきた。
債券王ビル・グロス氏は昨日の月例書簡で、債券市場の弱気相場入りのしきい値を2.6%と想定している。