ガンドラック:米金利は上昇へ

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年初に「金利を見るには銅を見ろ」と主張し、金利変動の転換点を言い当ててきた新債券王ガンドラック氏が30日、金利動向についてツイートした。
米金利は再び上昇に転じ、米債券は弱含むと示唆されている。

「銅価格/金価格比率が上昇!
米10年債利回りが2.15%程度にい続けるだろうとする強気に宗旨替えしていた人たちにとっては悪いニュースだ。
ECBが(引き締め側に)政策変更しようとしているのもそう。
注意しろ!」

新債券王はこうツイートした。
確かに銅・金価格比は6月上旬から上昇に転じている。
銅という基本的な工業材料の価格上昇は、実質金利や物価上昇率の上昇を予告するようにも思える。

銅・金価格比(赤)と米長期金利(青)

ガンドラック氏は、10年債利回りが、3月から下降トレンドを示していた200日移動平均線を上へ突き抜けた点も材料として挙げている。
10年債の次の重要な節目として米2.32%、独0.50%とコメントした。

「米10年債利回りは値幅が動く週だった。
前週月曜日の日中最低値よりさらに下がり、その後毎日上昇して、今週(債券価格が)安値引けした。
ベアだ。」

6月中の米10年債利回り
6月中の米10年債利回り

この2週間の日足はたしかに不吉なものだ。
金利低下は20日(火)から始まった。
じりじりと週末まで下げた後、26日(月)に下げ止まり、上昇に転じた。

ガンドラック氏は2年債についてもコメントしている。

「米2年債利回りは過去8年来最高となった。
2008年第1四半期の転換点を超えた。
これに対して強気を主張し続けるのは極めて難しい。

米2年債利回り
米2年債利回り

新債券王が米金利上昇を予想している。
このポジション・トークを信じるなら、ドル円も買いになるはずだ。