ガンドラック:日本株は割安、買いだ

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新債券王ことDoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏は月例のウェブキャストで、FRBが強気の利上げを継続するとの見通しを示した。
米経済の不況入りなどよほどのことがない限り、利上げは止まらないだろうという。

Reutersによれば、ガンドラック氏は、FRBが今月14-15日のFOMCで利上げに踏み切るのに十分な経済データが揃ったと語った。
昨年・一昨年とは異なり、今年は旧来型の連続的な利上げが予想されるという。

「FRB内の自信が本当に大きく変わった。
FRBに耳を傾ける債券市場で、FRBは大いに敬意を払われている。」

Bloombergによれば、債券市場の現状も利上げを許容するという。

「7月と選挙後以降、明らかにイールド・カーブはフラット化した。
しかし、どこにも逆転しそうな部分はないので、利上げの余地がある。」

こうした政策金利予想に基づき、ガンドラック氏は年内の米長期金利について、短期的に2.25%を割り込んだ後3%に向かうと予想している。

ガンドラック氏は株式相場について、株価が安くないと警告しつつも、「じりじりと上がる」と予想する。
インフレ圧力と企業の信頼感が上昇しているのが理由だ。
しかし、それは年央以降逆転するという。

「株式市場の動きの背景にはモメンタムが存在し、アニマル・スピリットが存在する。
しかし、我々が予想するように年央に米国債利回りの上昇が始まれば、株価はそれに負けてしまうだろう。」

ガンドラック氏のその他推奨は次の通り:

  • 欧州株・債券は避けるべき
  • 割安のアジア株(特に日本株・インド株)は買い
  • (金利上昇予想から)銀行ローンが買い
  • (インフレ上昇予想から)物価連動債や金を保有
  • 独長期国債は売り
  • 銀行・金融株は売却済み