カイル・バス

カイル・バス:仮想通貨の将来を信じている

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Hayman Capital ManagementのKyle Bass氏が、仮想通貨の将来を信じていると話した。
一方で足元では詐欺のような行為が横行しているとも語っている。

「過去6か月、仮想通貨の本質を理解しようと努めてきた。
私は、デジタル資産クラス、仮想通貨は現実の資産クラスだと信じている。」

以前は仮想通貨に否定的だったバス氏がBloombergのインタビューで、今ではその可能性を信じるようになったと明かしている。
世界に溢れる政府発行のキャッシュに比べたら仮想通貨の総額は取るに足らないとした上で、将来的には通貨としての機能を発揮するだろうという。
しかし、現時点ではまともな機関投資家は保有していても少額にすぎないだろうと推測、自身も保有していないと言う。
実際のところ、現状の仮想通貨について評価しているわけではないようだ。

「私は仮想通貨のバリュエーションの方法がわからない。
想像もつかない。」

さらに、仮想通貨とその周辺で起こっている現実については否定的な見方を示している。
長期的には可能性を信じていながら、現時点では一種の「熱狂」にすぎないという。

デジタル・ゴールド・ラッシュが進行中で、たくさんの人が大損をしている。
ICO(イニシャル・コイン・オファリング: 仮想通貨導入の際に投資家に仮想通貨を売り出すこと)は多くが完全に破綻を迎えるだろう。
たくさんの詐欺が行われている。
ラッシュしていった人たちには大問題だ。

仮想通貨に対する市場関係者のコメントにはいくつかの共通点があるようだ。

これだけ伝統的市場側の評価が集約しつつある中でも仮想通貨の市場は投機色を薄める気配がない。
これにははっきりとした理由がある。
ビットコインなどの市場が熱狂によってドライブされており、そこに参加している人たちがすでにカルトの信者と化している。
こうなると、人の意見を遮断するようになるのが常なのだ。