エラリアン:株高には理由がある

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独Allianz首席経済アドバイザーMohamed El-Erian氏は、ダウ平均が20,000にあと0.37ポイントと迫った6日「米国株上昇には理由がある」と語った。
今後も適切な政策が実行されれば上昇は続きうるとする一方、ドル高というマイナス面にも注意すべきと話した。

エラリアン氏が挙げた米国株上昇の要因とは

  • トランプ次期大統領の成長志向の政策(規制緩和、インフラ支出等)
  • 議会を説得しやすい政治的状況(共和党主導の議会)
  • 外国が米国の邪魔をしていない

こうした要因が今後実現していくかどうかが重要だという。
一方で、ドル高という好ましくない要因にも対処しなければならないと語った。
いいこと悪いことの両面を注視するよう説いている。

エラリアン氏は最近の金利上昇について、過度な悲観をすべきでないと示唆している。

「債券市場がインフレ上昇や成長率改善を嗅ぎ取っているという点は合意する。
しかし、金利が急騰し始めたとの見方には反対だ。
国際的な裁定取引が存在するからだ。」

エラリアン氏は従前から、国内外の経済・市場は連動しており米一人勝ちはありえないと指摘していた。
エラリアン氏は、市場が政治を促していると考えている。

「成長志向の政策を提案すれば、いいことが起こる。
もしかしたら、そうしたメッセージはワシントンだけでなく、日欧にも届くかもしれない。」