エラリアン:投資家が押さえておくべき6+3点

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独Allianz首席経済アドバイザーMohamed El-Erian氏が2017年前半の市場を総括し、後半の注目点を示唆している。
年前半の市場では6つの特徴が重要な要素だったとし、年後半以降は3点に特に注意すべきとしている。

「これらすべては緊張と変遷によってもたらされ、あるものは完結し、他のものは少なくとも今のところは挫折している。
これらは年末に投資家がどう感じるかに影響を与えることになろう。」

エラリアン氏はBloombergで投資家が押さえておくべき年前半の総まとめ6点を挙げている:

  • 世界中で概して株式市場の上昇が見られた。
  • 各市場の牽引役が入れ替わり、多くのセクターが値上がりした。
  • 市場のドライバーは変化したが、金融政策から財政政策・構造改革への主役交代はまだ実現していない。
  • 経済のファンダメンタルズや政策は忘れろ。市場を牽引しているのは流動性だ。
  • 長期金利・イールドカーブ・為替・原油など市場のシグナルは経済のファンダメンタルズの弱含みを示唆している。
  • 流動性ラリーの2つの特徴:活況と押し目買いが際立っている。
この6点を押さえた上で、年後半以降、次の3点に注目すべきと勧めている。

  • 流動性の影響: 特にBOE、ECB、FRBの金融緩和縮小・引き締めの動向。
  • 欧米の成長戦略: 流動性が牽引する市場から政策そして経済が牽引する市場に遷移できるか。
  • 各種スプレッド: ハイイールド債や新興国ETFなどのスプレッドの動向。