エラリアン:リスクを減らせ

独Allianz首席経済アドバイザーMohamed El-Erian氏が「内部ローテーション」に着目した投資を推奨した。
高値圏にあること・利上げ進展が見込まれることから、全体のリスク・テイクを減らすよう説いている。

エラリアン氏は今回のトランプ・ラリーを「教科書どおりの上昇」と呼んだ。

「高成長、高インフレに資産価格が反応して始まった。
株式のリスク、信用リスク、金利上昇、規制緩和、法人税改革、金融株の高パフォーマンス。
そして、海外市場が追随し、テクノロジー銘柄が追随している。」

現在の上昇は、エラリアン氏が先日提示した3つの条件が実現する限り続きうるという。
一方で、バリュエーションがすでに高いこと、FRBが利上げを進めていることから、上昇だけに賭けることもできないと話す。

「現時点での全体的な戦略としては、

  • 全体のリスク低減
  • 資産クラス内での良好な銘柄・セクターのローテーションに着目した投資

が適当だ。」

エラリアン氏は、これから追随する資産クラスについてヒントを出している。

「大きな疑問は、(信じられないくらい山あり谷ありだろうが)大儲けできるところが新興国なのかということ。
新興国世界は今回のラリーの恩恵を得ていない。
目が飛び出るようなバリュエーションの市場もある。
メキシコ・ペソなどはナンセンスな水準にある。」

(参考)下落を続けるメキシコ・ペソ
米ドル/メキシコ・ペソ

(本記事は一部修正して再報しました。)