ウォーレン・バフェット:ダウ平均は百万ポイントへ

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人生を通して米国株に強気を通してきたウォーレン・バフェット氏は、100年先まで米国株に強気だ。
ダウ平均は100年後までに約45倍の1,000,000ポイントまで上昇するだろうと予想している。

「米国について悲観的な話をする人を見る度に、彼らは気が狂っているのかと思う。」

Forbes誌100周年記念のイベントで、オマハの賢人が米国への愛を語ったとReutersが伝えている。
バフェット氏は、ダウ平均(19日終値22,370.80)が今後100年で1,000,000.00を超える(約45倍、CAGR 3.9%)と予想して見せた。
100年前には約81だったのが22,370.80(約276倍、CAGR 5.8%)になったのだから、あながちありえなくもないという。

87歳になるバフェット氏は自身の健在を示すために品のよくないオヤジギャグを披露した後、長期投資にはまだ伸びしろがあると主張した。
1982年にForbesが最初に米富豪リストを作り始めてから、リストには1,500人が登場した。
それにはある共通点があるのだという。

「ショート・セラーは一人も入っていない。

トーマス・ジェファーソンが独立宣言を書いてから241年が経つ。
米国をショートするのは負け犬のゲームだ。
これからも負け犬のゲームであり続けることを皆さんの前で予言しておきたい。」

バフェット氏の米市場への自信は相変わらずだ。
これほどまでに長期にわたって経済拡大・株価上昇を続ける国も珍しい。
しかし、他の経済がそうだったように、米経済に凋落が訪れる可能性はゼロではあるまい。
これまで米国は国を開き移民を受け入れることでリソースを獲得し、同時に需要を拡大してきた。
現政権が本当に閉鎖的な政策を進めるなら、その要因は続かないかもしれない。

バフェット氏は今後100年について強気の方にかけている。
一方で、趨勢的停滞が懸念される中、弱気に傾く人の気持ちも理解できる。
また、双子の赤字、準備通貨ドルとしてのマネー・サプライ拡大という十字架を背負うことのリスクも見逃せない。
仮に100年後にダウ平均が1,000,000になるにしても、実質成長によるものではなくインフレによるものというのでは決して喜べないはずだ。