【短信】ガンドラック:低利回りが弾き返される

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新債券王ことDoubleline CapitalのJeffrey Gundlach氏が、米ドル金利に注意を怠らないよう促している。
FRBのバランスシート縮小決定というイベントを消化し、債券市場は新たな段階に入る可能性が高まってきた。

「過去2-3週、米国債が弱い(利回りが上昇している)。
イールド・カーブの至るところで新たな低利回りが弾き返されている。」

ガンドラック氏はこの2-3週間、米金利が下がりにくくなっていると指摘している。
FRBのバランスシート縮小がほぼ確定的となった頃から、米金利低下の余地は小さくなっている。

米国債利回り(2年:青、10年:赤、30年:緑)9月
米国債利回り(2年:青、10年:赤、30年:緑)9月

この傾向はもう少し長いスパンで見ると印象が違ってくる。
すでにFF金利引き上げの影響を受けてきた2年もの金利は、ゆるやかな上昇基調にあるように見える。
一方で長期・超長期の金利は、バランスシート縮小を前にして底を打ったかと思わせるものがある。

米国債利回り(2年:青、10年:赤、30年:緑)2017年
米国債利回り(2年:青、10年:赤、30年:緑)2017年

「2年ものは今年ならびに今回の(利上げ)サイクルで最高の利回りだ。
10年もの、30年ものは重要な岐路の近くにある。
居眠りせずに、注意しろ!」