【短信】エラリアン:山あり谷あり円安ドル高が続く

独Allianz首席経済アドバイザーMohamed El-Erian氏が、急速に進んだドル高について解説・予想している。
金融政策のダイバージェンスから、対ユーロ・対円でのドル高が続くと予想した。

エラリアン氏はBloombergへの寄稿で、端的にドル相場を予想している。
今後のドル相場は、反対通貨が先進国の場合と新興国の場合に分けて考えるべきという。

  • 対ユーロ・対円: 山あり谷ありだがドル高が継続。
    日欧の中央銀行が金融緩和を継続。
  • 対新興国通貨: 対ドルで新興国通貨が徐々にリバウンド。
    新興国通貨はすでに大きく下落していた。

エラリアン氏は、最近のドル高が世界経済のリバランスを容易にしてくれていると言う。
ただし、このドル高が米経済のさえない時期に訪れたことが残念だとも言う。

「もしも、諸外国で包括的な政策が打たれず、米国が世界の経済成長の唯一の牽引力になってしまったら、ドル高が保護主義の再開を求める人たちにステージを与えてしまう。」

ここに一義的なドル高予想を覆すリスク・シナリオがあるのかもしれない。